とあるハンドメイド作家のサブアカ

脱サラしてハンドメイド作家になってみた

資材の大量仕入れをしてしまったヨ~ 「在庫」=「悪」 本当にこんなに売れるのか?

 

 こんばんは。

ハンドメイド作家のオカピイです。

布小物でハンドメイドしています。

 

緊張しますねー。生地を反物で買うのって。

昨日一点ついにサンプルを作りましてね。

と言っても細かい仕様はまだまだ改良するつもりなのですが、小売店で仕入れたその生地の在庫がなくなってしまわないかという脅迫観念から、そう、いわゆる見切り発車で生産分の生地をどばっと購入してしまったのです。

 

この仕入れ代でブランド物のお洋服が買えてしまいますね。

自称ハンドメイド作家現無職なのでブランド物はおろか自分の普段着のお洋服も自粛しているというのに…。

 

ハンドメイド作家の安定的な仕入れってほんと難しいです。

個人の作家にとっては大量購入でも生地店からすればたかだか数十メートル…。

そんな一般客に在庫キープなんてしてくれるはずもなく。

サンプル分を購入して、それで試作を試行錯誤している間に在庫が買われて無くなっていた!なーんて、悔しすぎます。

すごく沢山探し回って見つけた生地だったりするのす。

これをまた別の生地にするとなると、デザインや仕様も考え直さなければ不具合が出ます。

かといってサンプルを作る前に、用尺もきちんと出ない段階で、いきなり大量購入はリスク高すぎ。

芯が貼れなかったらどうするんですか?

見た目以上にシワになりやすかったり色落ちしやすかったり、その他もろもろ店頭では確認し切れないトラブルが出てくる可能性もあります。

 

今回はサンプル分購入から1週間で生産分の生地を買いに行きました。

幸い在庫はそんなに動いてない様子でした。

でもカケですよね。

1週間なら絶対動かないって保証はどこにもないのですから。

 

カケといえばこの生産分の大量仕入れ自体もカケです。

本当にこれだけの商品が売れるのだろうか。

逆にもっと買いたい人が現れて、その時点では月日ももっと経過しているのでそれこそ生地が売り切れ、いわゆる「売り逃がし」になるのではないか。

 

しかし、まだ何も始まっていない新米作家なので、今回は「売り逃がし」の線は可能性低いでしょうかね。

季節商品でもあるので2~3ヶ月のうち売れなかったら一生売れないです。笑

もし本当に売り逃すくらい注文が来るなんていう嬉しい状況になったら、今回は勉強だと思って次回作の数量を多く見積もれば良いです。

 

逆にこれが、大量に仕入れたのに全然売れないときが大問題ですよ!

「在庫」=「悪」

サラリーマン時代にしっかり身についた価値観ですが、本当にそうだと思います。

 

とにかく売れるように、これからサンプルの完成度を高めて、キレイな写真を撮らなければ!

 

もっと安定的な仕入れをするためにはそういうアイテムを作るしかない

ハンドメイドサイトの布小物界隈を回遊していると、上位作家はベーシックアイテムが多いことに気づきます。

それはベーシックなものが奇抜なものより多くの人に人気なのも理由ですが、定番的な資材だと在庫切れも少なく安定的に仕入れられるので、自分の商品の売れ行きを見ながら小口でちょこちょこ資材仕入れが出来、売れるものだけを沢山売って、売れないものは過分に作らなくて済む、という事情もあるに違いないと思います。

 

それならわたしも定番的な生地でベーシックなもの作れよって思うかもしれませんが、これ↓ 

okapiy.hatenablog.com

 武器も持たない新米が手ぶらで激戦区に飛び入るのが得策とは思えないんですよねー。